ギャンブルとブックメーカー

最終更新日 2024年11月9日 by atsumu

ブックメーカーとはギャンブルを行うときに、掛け率を計算する役割の仕事のことです。
ブックメーカーがつけた賭け率によって、ギャンブルに参加する人が資金を賭ける時の判断材料にしています。

 

ギャンブルが開始される前にあらかじめ配当率を知ることができる

ギャンブルにおいては、配当を決めるための方法によって参加者が手に入れることができる利益も異なりますが、ブックメーカー方式では、実際にギャンブルが開始される前にあらかじめ配当率を知ることができるのが特徴です。

参加者はどの対象に賭ければ、それが当たった場合にどれくらいの利益を取得できるかが計算できるので、誰にでもわかりやすい計算方式です。
配当率は事業者により異なる場合があるので、自分が有利な条件で賭けることができるブックメーカーを選んで行うことが一般的に行われています。

なお、この方式で特定の対象にお金を賭けた場合、その対象が何らかの理由によりレースに出場できなかった場合には、掛け金は戻ってこないシステムです。

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ブックメーカーの歴史

この方式により賭け率を決める方式が始められたのは18世紀末のイギリスとされていて、当時も行われていた競馬のレースを取り上げてギャンブルが行われていました。

ブックメーカーは国によって公認されている場合とされていない場合があり、日本やアメリカなどの国では公認されていません。
公認されているのはイギリスなどの国で、ヨーロッパではこの方式でギャンブルができる国がいくつかあります。

さまざまなものを対象にして賭けを行うことができるのがこの方式の特徴で、スポーツの結果を取り上げてギャンブルを行うことも人気があります。

 

ヨーロッパでは賭けサッカーが人気

ヨーロッパなどの国で特に人気があるのがサッカーを対象にしたもので、サッカー観戦を楽しみながらギャンブルも一緒に楽しんでいる人が多くいます。
サッカーを賭けにする場合にはさまざまなものが賭けの対象になります。

試合の勝敗などは特に代表的なもので、それぞれの賭け屋が試合ごとに賭け率を決めて、賭けに参加する人を募集します。
事業者によって賭け率も異なっているので、それぞれの事業者が計算した配当率を比較して、一番賭けやすいところに賭けることができます。

サッカーの試合の場合には、試合の勝敗以外にも賭けの対象にすることができ、試合の最初の得点を賭けにすることもできます。
どの選手が一番初めに得点を入れるかや、試合が開始されてから何分後に得点が入るかということも、賭けの対象になります。

 

他の国で行われているスポーツの試合を対象にして行われる場合も

ヨーロッパで賭け屋が公認されている国の中には、自分の国で行われているスポーツだけでなく、他の国で行われているスポーツの試合を対象にして行われる場合もあります。

その中には、ブックメーカーが公認されていないような国で行われているスポーツもあり、世界中のさまざまな国で行われているスポーツが賭けの対象になっています。

サッカーだけでなく、バスケットボールやバレーボールなどさまざまな競技をギャンブルの対象にすることができ、野球やテニスを対象にしてギャンブルを行うことも、この職業が公認されている国ならば可能です。

 

ブックメーカー事業者は営業許可を取得することが必要

事業者として営業を許可されるためには営業許可を取得することが必要になり、許可を得てギャンブルを行っている事業者は、事業によって得た金銭から税金を納める必要があります。

ドイツやイタリアなどの国でも公認されていて、あらゆることを取り上げてギャンブルをすることができます。

ボクシングなども賭けの対象としてよく取り上げられているスポーツで、どちらの選手が勝つかということや、いつ試合が終了するかなどを賭けの対象にできます。

勝負ごとならばどのようなことにも賭けを行うことができるので、選挙なども対象にしてギャンブルが行われる場合もあります。

どの候補者が勝利するかを予想することはスポーツを取り上げたギャンブルとルールは同じで、当選する可能性が高い候補者ほど配当率は低くなっています。

 

選挙を賭けにしたギャンブルの特徴

当選しそうにない候補者の配当率が高いことも普通のスポーツと同じですが、スポーツよりも人気のない候補者が当選する可能性が低いのが、選挙を賭けにしたギャンブルの特徴です。
天気なども賭けの対象にされることがあり、特別な日にどのような天気になるのかということが、ギャンブルになります。

例えば1月1日にどのような天気になるのかということも賭けの対象にすることができ、雪が降る地域では雪が降るかどうかによってギャンブルの勝ち負けを決めることもできます。
こうした場合に配当率の計算の参考になるのが、賭けの対象となっている場所の天気の動向です。

毎年1月1日ごろに雪が降りやすいような地域ならば、配当率も低くなりますが、ほとんど雪が降らないような地域が対象になっている場合には、配当率も高くなります。

 

まとめ

雪がほとんど降らない地域でも必ず降らないとは限らないために、高配当を狙う場合には雪が降るほうに賭けることもでき、可能性が低いものの賭け率が低いのは勝負事と同じです。
コンテストを対象にしてギャンブルが行われることもあります。